2021.3.22

 今日はすこしコーヒーを飲みすぎている。私は作業中、つねに手許に飲み物を置いておきたいたちで、仕事をすればするほどコーヒーを飲んでしまう。喉の渇きをいやすためなら水でも茶でも何でもいいはずなのに他のものではだめなのは、これもルーティンの一環なのだろう。じっさい、ケメックスの濾紙──ケメックスの濾紙ください、と近所のコーヒー専門店で言い、店員に、ロシ?ああ、ペーパーならありますよ、と訂正されたことを、私はいまも根にもっていて、その店の豆はなかなか悪くなかったのに二度と行っていない──をていねいに折るのは、アスリートが集中を高めるためにする一連の動作と似ているかもしれない。